まっどさいえんちすと

日本語が苦手なのでブログで練習します。パエリアが大好き

津久井やまゆり園の事件を受けて

我々医療従事者には非常に考えさせられる事件だと思い、ブログで少しだけ書きたい。

 

容疑者は「障害者は生きていても仕方がない。安楽死させて方が良い。不幸な人生なのだから殺した方が良い」という意見でした。

 

今回注目したい点は

社会的弱者に対する制度、いやそもそも、社会的弱者に対して人間として向き合う時に、我々はどういう立ち振る舞いをすべきか?

 

今後、高齢化社会をを迎える上で、我々は社会的弱者である高齢者と毎日向き合うでしょう。そういう時に

「この患者は性格が悪いので、治療とか本当はしたくない」

生活保護の患者が何を偉そうに」、

「ヘビースモカーの肺がんほど自業自得なもんはない。クズだわ」

「アル中の肝臓ガンの治療か、しゃあないやつだな。手術は楽しいからするけど」と思う人が実は多い。

これって今回の事件と類似してませんか?

 

多くの医学生は自分の努力で最難関医学部に合格したので「自己責任」「自主努力」という言葉が好きでしょう。

働かない生活保護は努力できていない。タバコを吸うのも自業自得。性格が悪いから、しょうもないやつ。

 

そんな地獄のような社会で良いのか?一歩道が違っていたら、自分たちだってそのような環境に陥るかもしれない。そしたら人生終了なのか?

 

社会的弱者も日本人であり、優秀な医師も日本人である。みな同じこの国に住む共同体で人権、尊厳がある。迫害しても良い人などこの共同体にいない。我々が医師になったら、こういう事件が起きた時、どう患者さんに振る舞えるか。